リアルにまぐわう
殿方の
愛でながら撫でるその行為が
「君のそのやわらかな唇を僕の物にしたい」
「きみのその服を剥ぎ取りすべてが欲しい」
「あぁ姫のすべて何もかもが
愛おしくて離したくない」
という殿方からの
最高の愛情表現であり求愛行為
で、あるように
姫もまた殿方を
愛でながら撫でることが重要だわ。
求めるだけで
横たわっているだけの行為は
性愛でもまぐわいでもなく
単なる性行為にしか過ぎない。
愛撫とは
やさしく撫でさすってかわいがること。
何か企んでいるかのような眼差し。
愛しさを抑えきれない口元。
とろけるような指先の動き。
愛でながら撫でる快感とよろこびに
目覚めた姫は
つくられた美しさでは
到底手に入れることの無い
美しさ、愛らしさだけではなく
殿方を引き寄せるフェロモンを
意識せずともまき散らしていく。
容姿やスタイルに
恵まれている訳ではないのに
素敵な殿の存在が常にいる
という姫は
殿方をそして姫自身を
愛でながら撫でる術を身につけているわ。
殿方を惹きつけるフェロモンが
溢れまくっているの。
何度も言うわ。
計算も小細工もいらない。
必要なのは
女としての本能から
溢れだすフェロモンよ。