ドS男子注目!あなたの中のサド性マゾ性は90%勘違い。
「イヴ先生はドMなのにM男のIくんとはセックスを楽しめたの?」
SMbarで出会った「M性のIくん」と「ドM性のイヴ」が一緒に、お店を抜け出したお話からこんな質問を頂いたわ。
ところであなたの思っているSとは?Mとは?
「俺ってSだから」
「わたしはMなの」
お酒を飲んだ席では、自己紹介するかのように出てくる話題ね。
Sといえば
いじめるのが好き、言いなりにさせる、相手が嫌がるのを見るこおに興奮と喜びを感じる。
Mといえば
いじめられるのが好き、虐げられて痛ぶられて、言いなりになることに快楽を得る。
そんな認識とイメージがあるのではないかしら。
世の中にはドS男が溢れている
それも自称ドS男。
わたしの周りには自称ドS男が集まってくる。
自称ドS男「イヴちゃんドMだよね。俺ドSだから嗅覚でわかるんだ」
イヴ「わたしがドMだとしたら?」
自称ドS男「調教したいな」
そんな自称ドS男にわたしは必ず聞くの。
イヴ「わたしね、首筋を噛まれるのが好きなの。噛んでくれるかしら」
100人中99人の自称ドS男はこう答える。
「イヴちゃんは首筋噛まれると興奮するんだ。首筋でもどこでも噛んであげるよ、痕が残る位にね」
そうよね、噛む立場のS男はご主人様、噛まれるの立場のイヴはまさにM…
な、訳はないのです。
まず、自分でドSを名乗った時点で終了。
<S男になりたいけどなれない殿方>認定です。
…残念だけれども。
またM女も同じよ。
SとMを9割の方々は思い違いをしているわ
SとMを言語で表すとするなら
S…M(相手)に対して何かしてあげたいという気持ちに溢れている方。
M…S(相手)に対して何かしてほしいという気持ちでいっぱいな方。
相手の望む事をSuることが喜びのS。
相手に望む事をしてもらう事でMiたされるM。
つまりドS様とは
自分で名乗らなくても、その風格と大きさとオーラにMは自然と引き寄せられるわ。
胸を熱くさせその場にひざまづき、自分の欲望を懇願してしまう…それがドS様。
大きな器と愛情でMの欲求を満たしそれをコントロール出来るお方なのです。
それと逆にドMは
縛られたい、叩かれたい、言葉責めで狂わせてと一見全て、やられるがままに見えるけど
「これやって」「あれやって」と自分の欲望をMiたして欲しい、ワガMaMa、かMaってちゃんなの。こんなことされている自分がたまらなく好き。
だからこそ、何もわかっていない自称ドS男に心は動かない。だって彼らは自分の欲望を押し付けてきて
「ほらいいだろ、ほら恥ずかしいだろ」って
自分欲求を満たすが先ですから。
全てを預けれる人格持ち合わせているドS様だからこそ、恥じらいながら欲求を懇願し、カラダの奥底からMの血を発揮できるのだわ。
見た感じドS様は、俺様気質よりも受容の大きな穏やかさを持ち合わせ、M女はワガママそうな高飛車な雰囲気を醸し出している。
そして人それぞれS性とM性は何割かづつ持ち合わせ、その中でもドMちゃんは、Mを理解しているかは、ドS様にもすんなり移行も出来るの。
わたしがMであるIくんとまぐわうことは、何にも問題なかったのはそういう訳。
どうすればIくんが満足するか、手に取るようにわかるから、またそれがわたしの喜びとなり素敵な時間だった。
ちなみにわたしが必ず自称ドS男に投げかける質問。わたしが欲しい答えをくれた殿方は、これまでに1人しかいないわ。
それも殿方がドSを名乗ったからではなく、わたしの中のM性が我慢できなくてあの質問を投げかけたの。
「わたしね、首筋を噛まれるのが好きなの。噛んでくれるかしら」