男の浮気が発覚、女の復讐劇はこうした心理からうまれる
女は他人のドロドロなことは大好物。
ジャニーズの滝沢秀明さん、女優の武井咲さんのツッコミどころ満載らしい不倫がテーマのドラマ「せいせいするほど、愛してる」
近年、不倫ドラマといえばこちら。 上戸彩さん斎藤工さん主演の「昼顔」
現実はドラマのように美しく終わらない。
日本の殺人率第2位は痴情のもつれ。男女の恋愛不倫に関するトラブルだそうよ。
わたしのことで言うならば、浮気相手と間違えられて脚を刺されたことがあるわ‥‥10代の終わりに、20代半ばの姫様に。今も傷跡は残っているわ。
殿方は自分のパートナーの浮気が発覚すると、まずは自分のパートナーにその怒りの矛先を向ける。
「あんな男のところに行かせるものか!」と
必要以上に束縛し、始終行動をチェックしたり。
カラダの関係があからさまにわかってしまうと、殿方の怒りはもうどうにもならない。
自分は浮気したり風俗行っていたとしても
<遊び>
<お金で解決している>
全く別問題として捉えているので
「それとこれとは別だろう!」と怒り狂うわ。
殿方にとって妻や彼女とのカラダの関係性は重要なもの。
<ほかの男に抱かれるなんて!>
「おまえは汚い女だ、汚らわしい」
そう罵る殿方もいる。とにかく浮気よりなにより
<俺以外の他の誰かに抱かれた>
ことが許せない。
それに対して姫は自分のパートナーの浮気が発覚すると、浮気相手に怒りの矛先を全力で向ける。
浮気相手の姫を目の前に
「こんな女のどこがいいの!」
という言葉だって平気で言えてしまう。
<この女さえいなければ!>
<この女のせいで!>
パートナーの殿方が
「仕事が忙しいときに‥‥」
浮気の言い訳をしようものなら
「うるさい!あの女よくも人の男をタラし込んで!!!」
と浮気の原因含めて全て浮気相手に向けられていく。
殿方は
カラダの関係・結びつきを重要視し
姫は
何よりも心の結びつきを重要視する。
そして姫は浮気相手に対してこう思う。
「あの女ムカつく!悔しい!バカにして許せない!」
そうなの。いつの間にかパートナーである彼氏・旦那様がとられたことよりも
<自分があの女に負けた>ことが許せなくなっているわ。
そうなると、パートナーの殿方が何を言っても、浮気相手が土下座しようとも、聞く耳はもたない。浮気相手への復讐心と
「畜生!わたしをバカにしやがって」
の気持ちが自分をがんじがらめにして、自分で自分を追い込んいくだけ。
パートナーが浮気したという相談の多くが
「彼の心を取り戻したい」
だけども、冷静にお話をしていくと、姫たちも気づきはじめる。
<彼の気持ちを取り戻したいのは、あの女に女として負けたくないから>だということに。
そしてそこま矛先を間違え狂ってしまった、姫とパートナーの関係を修復するのは並大抵ではいかない。
それでも自分のプライドのために、
生活していくための手段として
殿方にすがることが本当に、女として、人間として自分が幸せなのか考えなくてはならないわ。
人生も恋愛もいつも上手くいかない原因は
<無意味なプライド>
にあることを忘れてはならない。
続けるために努力することもひとつの決断。
別れて新たな道に進むこともひとつの決断。
全てをあきらめて続けることもひとつの決断。
浮気する殿方も、パートナーがいる殿方と浮気する姫も「浮気するなら」覚悟が必要よ。
次回はパートナーがいる相手と浮気する側のお話をするわね。